バイオジップコードを応援する会について
「バイオジップコードを応援する会」の主な目的は、糖尿病およびその合併症の治療法を開発することをサポートし、これまでの研究の成果を世に出すためにあります。これによって全世界の糖尿病患者さんの生活の質を向上させることです。
バイオジップコード社では、糖尿病が完治しにくい主な原因とされる「異常な造血幹細胞をターゲット」とした新しい診断法や治療薬の研究・開発に注力しています。これにより、糖尿病患者にとってより効果的で糖尿病完治の為の治療法の提供を目指しています。また、糖尿病及びその合併症の進行を抑止するだけでなく完治することにより、透析等を含む糖尿病治療における医療負担や経済的負担の軽減も重要な目標の一つです。
また、副作用が一切ない薬の開発では、バイオジップコードの技術を用います。「BIOZIPCODE=バイオジップコード(生体内郵便番号)」とは、日本の郵便番号と同じ7桁のアミノ酸から成るペプチドで、特定の臓器や細胞に特異的に結合します。これを使って治療物質を狙った場所に届けることができ、分子レベルでの診断と治療に革新を起こします。
「バイオジップコードを応援する会」では、糖尿病を完全に治療する方法を開発すること、バイオジップコード(生体内郵便番号)を使い一切副作用がない薬を作ること、これらの2つの目標を実現する為にバイオジップコード社をあらゆる面でサポート致します。
糖尿病完治薬の開発は、重要な科学的発見に基づいています。
最近の研究で、糖尿病の進行における骨髄由来細胞(BMDCs)の役割が明らかになりました。特に、Vcam1陽性短期造血幹細胞(Vcam1+ST-HSC)と呼ばれるBMDCsの一群が、糖尿病合併症の発症に大きく関与していることが分かりました。これらの細胞は、糖尿病で損傷を受けた膵臓のβ細胞に持続的なダメージを与えるという仮説が立てられました。
この発見を基に、糖尿病マウスモデルを用いて、インスリン治療と併せて異常なBMDCsを除去する治療法が試されました。骨髄移植を行うことで異常なBMDCsを除去し、インスリン治療を中止してもマウスが正常な血糖値を維持することが確認されました。更に、骨髄移植の代わりに、HDAC阻害剤であるジビノスタットを用いた治療も効果的であることが示されました。ジビノスタットは、異常BMDCsにおけるエピジェネティックな変化を修正し、治療後にインスリンとジビノスタットの両方を中止しても、インスリン分泌と血糖値の正常化が維持されました。
また、この併用療法により、糖尿病によって引き起こされる異常なBMDCsの膵島や胸腺への遊走、細胞融合といった現象が抑制されました。ただし、胸腺を外科的に除去した糖尿病マウスでは、この治療効果は確認されませんでした。これにより、糖尿病は骨髄だけでなく胸腺の障害をも併発する幹細胞のエピジェネティックな障害であることが示唆されています。
これらの研究成果は、糖尿病完治薬の開発に直接的な影響を与えています。インスリンとジビノスタットの併用療法は、糖尿病の完全寛解(完治)を目指す新たな治療法として、臨床応用の可能性を秘めています。
詳しくはこちらのNatureのサイト(Communication Biology)の論文をご参照ください
もちろん可能です。
株式会社StudioMakyu内の「バイオジップコードを応援する会」の事業は、株式会社バイオジップコードでの研究開発資金調達及び事業協力の為に事業を行っております。直接的に寄付をご希望の方は、直接株式会社バイオジップコードまでお問合せ頂くか、こちらのお問合せフォームまでお問合せください。
「バイオジップコードを応援する会」の主要な協力者やパートナーには、株式会社バイオジップコードと滋賀医科大学の共同研究講座「再生医療開拓講座」が含まれます。
株式会社バイオジップコードは、滋賀医科大学の共同研究講座「再生医療開拓講座」で生み出された研究結果を応用して世の中に出すための企業であり、糖尿病治療や副作用の一切ない治療法(細胞標的化)における新しいアプローチを探求しています。
一方、滋賀医科大学の共同研究講座「再生医療開拓講座」では、医学研究の先進的な機関として、この分野における研究を深めるための重要な役割を担っています。
両機関は、糖尿病治療法の開発において、科学的な知見と資源を共有し、協力しています。
「バイオジップコードを応援する会」(株式会社StudioMakyu)で集めた資金は、主に共同事業及び共同研究を行っているバイオジップコード社における実験材料の購入、研究設備の更新、研究員の人件費、臨床試験の実施に充てられます。
また、データ解析、研究成果の発表、関連する特許申請などの費用にも使用されることがあります。寄付金の全額の内訳はすべて公開させて頂きます。
「バイオジップコードを応援する会」は、株式会社StudioMakyu内の任意団体になります。
代表取締役である小島史久氏が中心となって、主に運営及び活動を行っております。
クラウドファンディングについて
糖尿病及び合併症の治療薬の開発ですが、現在の研究室の体制を維持する為には、今後3年間で最低でも3億円程度は少なくとも掛かるのではないかと予想されています。尚、一切副作用のない次世代型の細胞標的化技術薬の場合、基本技術開発で20億円程度掛かる見込みです。これには、実験材料、設備、人件費、臨床試験の費用などが含まれます。
ヒト向けの新薬の開発費用は、通常、治験を含めて数十億円から百億円の規模で必要とされます。バイオジップコード社では、研究開発、臨床試験、規制当局への申請などに必要な資金を確保するために、投資家からの資金調達、政府や民間の助成金、及びパートナーシップを通じた共同研究による資金調達を検討しています。効率的な資金調達と資源の最適化は、新薬開発の成功に不可欠です。
株式会社StudioMakyuでは、糖尿病完治の為の薬の開発に協力できる体制を揃える為に、クラウドファンディングだけでなく、様々な角度から資金調達と資源の最適化を進めています。
「バイオジップコードを応援する会」(株式会社StudioMakyu)で集めた資金は、主に共同事業及び共同研究を行っているバイオジップコード社における実験材料の購入、研究設備の更新、研究員の人件費、臨床試験の実施に充てられます。
また、データ解析、研究成果の発表、関連する特許申請などの費用にも使用されることがあります。寄付金の全額の内訳はすべて公開させて頂きます。
寄付金を支出したときの税金につきましては、国税庁のHPを参照してください。尚、寄付型クラウドファンディングとなりますので、原則的には特定のサービスや製品などのリターン(見返り)はございません、よって寄付金に対して消費税等は掛かりません。ただし、5ALAプランの場合は、商品の発送がある為、消費税が掛かりますのでお気を付けください。
法人の方で、本プロジェクトへの協力や事業提携をご希望の方は、お問合せください。大学の研究室に直接寄付を行う場合は、経費に算入できる制度もございます。
研究の進捗は定期的に公開されます。これには本ウェブサイトの更新、SNS、プレスリリースなどが含まれることがあります。また、重要なマイルストーンが達成された際には、支援者に向けた特別な報告が行われることもあります。メールアドレスをご登録の方は、定期的な開発状況の情報配信も行います。
理由としては、第一は手数料の関係です。検索して頂ければ、各社サイトの手数料の数値が出てきますが、決済手数料を含めると約17%〜20%程度のコミッションが必要になります。
※今後、大手のクラウドファンディングのサイトを使う可能性もございます。
進捗のご報告やお礼の内容について
私たちのプロジェクトページに、あなたのお名前(ハンドネームも可)を応援者として掲載させていただきます(希望者のみ)。これは、あなたのご支援に対する感謝の印として、私たちのコミュニティにあなたの貢献を永続的に記録するためです。
私たちのプロジェクトに対するあなたの想いやメッセージを、ホームページに特別なセクションとして掲載させていただきます。あなたの応援の言葉は、私たちのチームだけでなく、訪れるすべての人にとって大きな励みとなります。また、その際、ホームページに応援者として名前を掲載致します。(ハンドネーム可、非掲載も可)
「応援してくださる皆様(個人・団体・企業の皆様)」のページはこちらからアクセスできます。
プロジェクトの最新情報を、メールや専用ウェブページを通じて定期的にお知らせします。また、各種SNSによっても情報発信を行います。私たちの開発プロセスの進捗をリアルタイムで公開して、私たちの成長の一部としてご参加頂ける形をとります。