バイオジップコードを応援する会について

様々な方面からバイオジップコード社を応援する為に活動を行っています

バイオジップコードを応援する会について2025-03-07T13:21:09+09:00

糖尿病にさよなら。

世界的な健康危機への新たな希望

現在世界の大人の10.5%、約5億3700万人が患っており、2030年には6億4300万人、2045年には7億8300万人に達すると予想されています。この急速な増加は、医療システムに大きな負担をかけ、患者の生活の質にも影響を与えています。糖尿病は一度発症すると、完治が難しく、生涯にわたって血糖値の管理と合併症のリスクに直面します。

しかし、完治薬の開発が成功すれば、これらの課題を解決し、生活の質を劇的に向上させることができます。私たちは、この革新的な治療法の研究開発に取り組んでおり、糖尿病の完治を可能にする薬の市場提供及び(日本国内における)保険適用化によって、健康と福祉の向上に寄与すると共に、医療費の削減や社会経済的な負担の軽減を目指しています。

バイオジップコードを応援する会 代表

小島 史久

課題:糖尿病の原因を見つけ、完治させる

課題:
糖尿病の原因を見つけ、
完治させる

糖尿病の根本原因となる特定の細胞に焦点を当て、その細胞を体の中から消し去り、糖尿病を完全に無くしてしまう新薬の開発を行います。

  • Complete remission of STZ diabetes by removing “Diabetes Stem Cells”
    ※日本語の字幕がYouTube動画上で表示が可能です。

糖尿病幹細胞の発見と治療への新しいアプローチ

糖尿病は自然に治ることのない慢性疾患で、体質や生活習慣、自己免疫が原因で発症します。私たちの研究チームは、糖尿病やその合併症を引き起こす異常細胞を造血幹細胞の中に発見し、「糖尿病幹細胞」と名付けました。この細胞は血糖値が正常化しても消えず、病気を持続させます。

この細胞を除去すれば、糖尿病とその合併症を完治できる可能性があります。私たちはこの研究を通じて、糖尿病の根本的な治療を目指しています。

糖尿病の診断薬の開発

糖尿病の診断は血糖値の測定による推測に頼っていましたが、確実に判定する方法はありませんでした。しかし、糖尿病幹細胞の発見により、末梢血中の有無を調べることで糖尿病を診断できるコンパニオン診断薬の開発が可能となりました。

糖尿病完治薬の開発

研究者たちは、異常な造血幹細胞である「糖尿病幹細胞」が膵島の再生を妨げ、糖尿病の治療を困難にしていることを発見しました。そこで、インスリンとHDAC阻害剤を組み合わせた治療を行った結果、「糖尿病幹細胞」が除去され、マウスの糖尿病が完全寛解することが確認されました。

一切副作用のない薬に

特定の細胞にのみ薬を届ける革新的なシステムを開発しています。日本の郵便番号に倣った7桁のアミノ酸配列を用い、標的細胞に正確に薬を配送。これにより、副作用を大幅に減らし、効果を最適化できます。

治験を完了して、保険適用の薬へ

薬は初期の探索段階から臨床試験を経て市場に出るまで、様々な承認が必要です。自由診療としてではなく、保険適用として、世界で使って貰えるような薬としての認可を取得します。

*マウスでの実験結果ですが、使われている薬剤は既に上市(別の効用の薬剤として承認されている)ので、今後は医師主導のヒトの治験を目指します。

*集められた支援金の一部はバイオジップコード社の「細胞標的化技術」の応用技術開発費として、糖尿病完治を含む副作用のない薬の研究開発に使われます。

  • マウスでの実験結果ですが、使われている薬剤は既に上市(別の効用の薬剤として承認されている)ので、今後は医師主導のヒトの治験を目指します。

  • 集められた支援金の一部はバイオジップコード社の「細胞標的化技術」の応用技術開発費として、糖尿病完治を含む副作用のない薬の研究開発に使われます。

原因と解決:糖尿病が治らない原因とHDAC阻害剤

原因と解決:
糖尿病が治らない
原因とHDAC阻害剤

糖尿病が造血幹細胞異常による疾患であることを発見し、「糖尿病幹細胞」を分離・消去することで糖尿病を完治させる方法を開発します

β細胞再生を阻害する異常な骨髄幹細胞(BMDCs)

糖尿病は世界的に増加しており、その治療法の開発が急務です。糖尿病でβ細胞の再生能力が低下する原因に着目し、異常な骨髄幹細胞(BMDCs)がその要因であることを発見しました。これらの細胞は高血糖状態で生成され、インスリン治療では除去できず、糖尿病の治癒を妨げます。

STZ誘発糖尿病モデルマウスを用いた研究では、高血糖を制御しつつ、HDAC阻害剤で異常BMDCsのエピジェネティックな変化を修正しました。その結果、β細胞の再生とインスリン分泌の回復が確認され、糖尿病の完全寛解が期待されます。

インスリンとヒストンデアセチル酵素(HDAC)阻害剤

インスリンとHDAC阻害剤ジビノスタットの併用が糖尿病の完全寛解を誘導できる可能性が示されました。糖尿病マウスを用いた実験で、糖尿病により骨髄造血幹細胞にエピジェネティックな変化が生じることを確認しました。その後、インスリンペレットとジビノスタットを8週間投与したところ、血糖コントロールが維持され、インスリン停止後も正常血糖が持続しました。さらに、ジビノスタット治療中止後も4週間正常血糖が維持され、併用療法の有効性が示唆されました。

次世代薬物配送システムの構築

次世代薬物配送システムの構築

バイオジップコードを活用した、一切副作用が起きない、全く新しい糖尿病及び糖尿病合併症を完治させる薬を開発します。

標的化薬物輸送システムの開発(バイオジップコード)

薬物を特定の目的細胞にのみ届ける新しい輸送システム「バイオジップコード」の開発及び応用に取り組んでいます。現在の経口薬や注射薬は、体内のすべての細胞に作用し、治療したい細胞だけでなく、他の細胞にも影響を及ぼします。この問題を解決するために、標的とする細胞にのみ薬物を届ける方法が求められています。

バイオジップコードは、細胞に特有の住所コードを付与し、その細胞がコードを認識することで薬物を受け取る仕組みです。これは、地球上で住所録やGPSを使って荷物を届けるのと似ています。細胞を種類ごとに分類し、郵便番号のように7桁の特異的なアミノ酸配列を割り当てることで実現します。

アミノ酸は20種類あるため、20の7乗、約13億通りのコードを作成できます。この中から、目的の細胞だけが認識できるコードを選び出し、そのコードを薬物輸送担体に付与します。こうして、血管や髄液を通して運ばれた薬物が、目的の細胞にだけ届くようになります。

このシステムにより、副作用を最小限に抑え、より効果的な治療が可能となります。私たちは、バイオジップコードが将来的に医療の現場で広く活用されることを目指しています。

5ALA:生命の根源

5ALA:
生命の根源

5-ALA(5-アミノレブリン酸)は、約36億年前から存在する自然由来のアミノ酸で、ヒトや植物のミトコンドリアでエネルギー産生に重要な役割を果たします。

5-ALAと血糖値の関係

5-ALA(5-アミノレブリン酸)と鉄を一緒に摂取すると、血糖値が下がるかを調べました。12週間の試験の結果、高めの血糖値の人が5-ALAと鉄を取ると、血糖値が改善されることがわかりました。特に高めの量を摂取した人は、血糖コントロールがより良くなりました。この結果から、5-ALAは糖尿病予防の新しい方法として期待されています。

パラオでの治験

パラオでの治験

パラオの人口はわずか2万人ですが、この国は非常に高い糖尿病の罹患率があります。糖尿病完治のモデル国になる為に、治験を小規模で日本とアメリカとは別で行う予定です。

パラオの歴史を知ることから

6世紀にスペインの探検家によってヨーロッパに知られるようになり、その後、ヨーロッパの植民地時代を経て、日本の統治下で経済開発が進みました。第二次世界大戦の激戦地としても知られ、戦後はアメリカの信託統治領となり、1994年に独立を果たしました。

現在のパラオは、観光業と環境保護に注力し、持続可能な社会を目指す国として成長しています。この歴史は、現代のパラオの文化的多様性と強い環境保護意識に大きく影響を与えています。

パラオでの糖尿病治験:画期的な研究のチャンス

糖尿病は世界中で増え続けている深刻な問題です。太平洋の美しい島国・パラオでは、糖尿病の患者が非常に多いにもかかわらず、多くの人が強い血糖コントロール薬を服用していません。このため、新しい治療法を研究するには理想的な環境となっています。

私たちの研究は、単に血糖値を下げるのではなく、糖尿病の根本原因にアプローチし、長期的に改善を目指すことを目的としています。パラオでは既存の治療薬をあまり使っていない患者が多いため、新しい治療法の効果をより純粋な形で検証できます。

チーム:1人でなく全員で取り組む

チーム:
1人でなく
全員で取り組む

科学と情熱で、糖尿病を過去の病へ

クラウドファンディング:バイオジップコードを応援する会

このプロジェクトチームは、医師、薬学者、研究者、エンジニア、インフルエンサー、ボランティアから構成されています。最新の科学的知見やメディア等を活用して、ヒトやペットの健康を糖尿病やその合併症から守ることに尽力しています。これは日本だけでなく、アメリカなど世界中の国で、糖尿病の撲滅を目指します。

株式会社バイオジップコード

滋賀医科大学発のベンチャーで、糖尿病治療薬の研究に取り組んでいます。糖尿病の完治を困難にする異常な血液造血幹細胞を対象に、新たな診断薬と治療薬の開発を行います。また、再生医療や技術の学術指導、薬理試験などの受託研究も実施しています。

KIYAN MEDICAL株式会社

KIYAN MEDICAL株式会社は、創薬事業を一貫して行える会社として2023年10月に設立されました。また、大学での研究から社会実装まで、研究開発から臨床まで、すべてを自社で取り組める環境を揃えております。

KIYAN PHARMA株式会社

KIYAN PHARMA(キヤンファーマ)株式会社は、医薬品原薬・中間体の受託製造事業をはじめ、5-アミノレブリン酸(5-ALA)を用いた健康食品・化粧品分野、アニマルヘルス分野、畜産・水産・農業分野など、人々と動植物の健康に貢献します。光合成細菌を用いた独自の発酵技術により、5-ALAを量産することができる世界唯一の工場を有しており、日本発の革新的な製品と技術で、グローバルな健康増進に寄与します。

滋賀医科大学 再生医療開拓講座

小島特別教授の独自に開発した技術を応用し、糖尿病、がん、自己免疫疾患などの難治性慢性疾患、多臓器不全ならびに従来の手術療法や薬物療法に治療抵抗性を示す病態に対し、既存薬再開発や新薬開発、ならびに組織再生をめざす医療材料の開発を行います。

株式会社StudioMakyu

株式会社StudioMakyuでは、WEBデザインをはじめ、プログラムの開発、WEBマーケティングを一貫して行っています。ソフトウェア、ハードウェア、マーケティング、バイオインフォマティクス、フィンテックなど、多岐にわたって事業を行っております。

「バイオジップコードを応援する会」を
ご支援ください

「バイオジップコードを応援する会」をご支援ください

糖尿病及び合併症の「完治する治療薬」の研究支援をお願いします。
この薬を世の中に出すためには、「治験の費用」が必要です。

よくあるご質問

「バイオジップコードを応援する会」について、よくある質問にお答え致します。

FAQにない内容に関しては、お気軽にお問い合わせフォームより、お問い合わせください。

バイオジップコードを応援する会について

「バイオジップコードを応援する会」の主な目的は何ですか?2024-01-09T08:05:52+09:00

「バイオジップコードを応援する会」の主な目的は、糖尿病およびその合併症の治療法を開発することをサポートし、これまでの研究の成果を世に出すためにあります。これによって全世界の糖尿病患者さんの生活の質を向上させることです。

バイオジップコード社では、糖尿病が完治しにくい主な原因とされる「異常な造血幹細胞をターゲット」とした新しい診断法や治療薬の研究・開発に注力しています。これにより、糖尿病患者にとってより効果的で糖尿病完治の為の治療法の提供を目指しています。また、糖尿病及びその合併症の進行を抑止するだけでなく完治することにより、透析等を含む糖尿病治療における医療負担や経済的負担の軽減も重要な目標の一つです。

また、副作用が一切ない薬の開発では、バイオジップコードの技術を用います。「BIOZIPCODE=バイオジップコード(生体内郵便番号)」とは、日本の郵便番号と同じ7桁のアミノ酸から成るペプチドで、特定の臓器や細胞に特異的に結合します。これを使って治療物質を狙った場所に届けることができ、分子レベルでの診断と治療に革新を起こします。

「バイオジップコードを応援する会」では、糖尿病を完全に治療する方法を開発すること、バイオジップコード(生体内郵便番号)を使い一切副作用がない薬を作ること、これらの2つの目標を実現する為にバイオジップコード社をあらゆる面でサポート致します。

糖尿病完治薬の開発はどのような科学的根拠に基づいていますか?2025-02-28T01:52:06+09:00

糖尿病完治薬の開発は、重要な科学的発見に基づいています。

最近の研究で、糖尿病の進行における骨髄由来細胞(BMDCs)の役割が明らかになりました。特に、Vcam1陽性短期造血幹細胞(Vcam1+ST-HSC)と呼ばれるBMDCsの一群が、糖尿病合併症の発症に大きく関与していることが分かりました。これらの細胞は、糖尿病で損傷を受けた膵臓のβ細胞に持続的なダメージを与えるという仮説が立てられました。

この発見を基に、糖尿病マウスモデルを用いて、インスリン治療と併せて異常なBMDCsを除去する治療法が試されました。骨髄移植を行うことで異常なBMDCsを除去し、インスリン治療を中止してもマウスが正常な血糖値を維持することが確認されました。更に、骨髄移植の代わりに、HDAC阻害剤であるジビノスタットを用いた治療も効果的であることが示されました。ジビノスタットは、異常BMDCsにおけるエピジェネティックな変化を修正し、治療後にインスリンとジビノスタットの両方を中止しても、インスリン分泌と血糖値の正常化が維持されました。

また、この併用療法により、糖尿病によって引き起こされる異常なBMDCsの膵島や胸腺への遊走、細胞融合といった現象が抑制されました。ただし、胸腺を外科的に除去した糖尿病マウスでは、この治療効果は確認されませんでした。これにより、糖尿病は骨髄だけでなく胸腺の障害をも併発する幹細胞のエピジェネティックな障害であることが示唆されています。

これらの研究成果は、糖尿病完治薬の開発に直接的な影響を与えています。インスリンとジビノスタットの併用療法は、糖尿病の完全寛解(完治)を目指す新たな治療法として、臨床応用の可能性を秘めています。

詳しくはこちらのNatureのサイト(Communication Biology)の論文をご参照ください

直接的に株式会社バイオジップコードに寄付出来ますか?2025-02-28T01:52:48+09:00

もちろん可能です。

株式会社StudioMakyu内の「バイオジップコードを応援する会」の事業は、株式会社バイオジップコードでの研究開発資金調達及び事業協力の為に事業を行っております。直接的に寄付をご希望の方は、直接株式会社バイオジップコードまでお問合せ頂くか、こちらのお問合せフォームまでお問合せください。

このイニシアティブにおける主要な協力者やパートナーは誰ですか?2025-02-28T01:53:05+09:00

「バイオジップコードを応援する会」の主要な協力者やパートナーには、株式会社バイオジップコード滋賀医科大学の共同研究講座「再生医療開拓講座」が含まれます。

株式会社バイオジップコードは、滋賀医科大学の共同研究講座「再生医療開拓講座」で生み出された研究結果を応用して世の中に出すための企業であり、糖尿病治療や副作用の一切ない治療法(細胞標的化)における新しいアプローチを探求しています。

一方、滋賀医科大学の共同研究講座「再生医療開拓講座」では、医学研究の先進的な機関として、この分野における研究を深めるための重要な役割を担っています。

両機関は、糖尿病治療法の開発において、科学的な知見と資源を共有し、協力しています。

集めた資金は具体的にどのように使われますか?2024-01-09T09:32:46+09:00

「バイオジップコードを応援する会」(株式会社StudioMakyu)で集めた資金は、主に共同事業及び共同研究を行っているバイオジップコード社における実験材料の購入、研究設備の更新、研究員の人件費、臨床試験の実施に充てられます。

また、データ解析、研究成果の発表、関連する特許申請などの費用にも使用されることがあります。寄付金の全額の内訳はすべて公開させて頂きます。

バイオジップコードを応援する会はどこが運営しているのですか?2025-02-28T01:53:26+09:00

「バイオジップコードを応援する会」は、株式会社StudioMakyu内の任意団体になります。

代表取締役である小島史久氏が中心となって、主に運営及び活動を行っております。

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